スプラトゥーンが運ゲーではない本当の理由とは?
2016/10/12
スプラトゥーンを遊んでいると、「運が悪いなあ」「味方運がないなあー」「ダウニー仕事しないなあ」なんて思うことはありませんか?
巷では、スプラトゥーンは運ゲー!なんて言われているようです。
しかし、実はスプラトゥーンに運要素はほとんどありません。
それはどういう意味なのか?詳しく解説していきます。
長期的な視点で見たら運の要素は薄れる
スプラトゥーンを1試合ごとに区切って見ると、そこには運の要素が多く含まれているように見えます。
- 右か左か?
- 飛ぶか飛ばないか?
- 味方は強いか弱いか?
- ブキ編成は良いか悪いか?
確かに、そうした一つひとつの部分を切り取って見た場合、それがあたかも運であるかのように錯覚してしまいます。
しかし、私達がもっと意識しなければならないのは、それらの運の要素は、対戦回数を重ねるごとに次第に薄れていくということです。
要するに、
- 味方が弱いときもあれば強いときもある
- ブキ編成が良いときもあれば悪いときもある
といったように、全ての人に同じ確立で同じ事象が起こっているわけです。
確かに、バトルを1回や2回しかやらないのであれば、運の要素が多分に関わってくるでしょう。
しかし、バトルを1000回、10000回と繰り返すごとに、そうした運の要素はやがて収束していきます。
じゃんけんなども同様で、一見運によって勝ち負けが決まっているように見えますが、何も考えずに何度も繰り返していくと、勝率はほぼ五分に収束されていきます。
そういった長期的な視点で見ると、結局条件はみんな同じだということが分かります。
ガチマッチにおいても、誰もが適正のウデマエに落ち着くことになります。強くならないとウデマエは上がりません。運だけでS+に上がった人はいないということです。
最終的には、実力がモノを言います。
大会などにおいても、通常は1試合だけで決着をつけることはほとんどありませんので(特に決勝戦)、運の要素はほとんど薄れていると言ってもいいでしょう。
同じ人が、大会で優勝したり、フェス100ケツで上位に食い込んだりしているのは、どう考えても運ではなく本人たちの努力の賜物です。
私は、スプラトゥーンに運要素はほとんどないと思います。
そもそも実力によって正解を導き出せないか?
例えば、上に書いたように、
- 右か左か?
- 飛ぶか飛ばないか?
といった選択は、一見運であるかのように見えますが、蓄積された経験から、どちらが正解なのかを導き出すこともできます。
しっかりクリアリングしたり、マップを見たりすることで、ギャンブルの要素を排除していくことができます。
そういった一つひとつの積み重ねが勝ちに繋がっていくと考えます。
ときには、ハイリスクでハイリターンの行動を取るときもありますが、その選択すらも、実はギャンブルではなく、今までの経験から紡ぎ出された最適の解と捉えることができます。
運要素はアプデでほとんど取り除かれた
発売当初のスプラトゥーンは、即死系の攻撃が強かったので、反応してから回避に移るということが難しい状況がありました。
例えば、
- ローラーやブラスターの確殺範囲が広かった
- スーパーショットは発動してから発射するまでの時間が速かった
などです。
また、ちゃんと隠れていてもスーパーショットやガチホコショットに当たってしまうという問題や、ステジャンで着地前に攻撃動作に移れるという鬼畜仕様もありました。
しかし現在は、アップデートでこれらの調整が行われています。
ブラスターの直撃はやりにくくなりましたし、スーパーショットも相手の発動を見てからの回避がしやすくなりました。
マッチングもかなり改善されており、相手と味方のブキ編成のバランスが良くなっています。例えば、相手にチャージャーがいれば、こちらにもチャージャーがいる、といった感じです。
皆が大体おんなじような条件で戦えるようになっており、運に関わる要素や理不尽なやられ方をするといったことは、極力減らされています。
今のスプラトゥーンにおみくじ要素はほとんどありません。
スパショに当たってしまうのは、ちゃんと隠れていなかっただけですし、ブラスターに直撃させられるのは相手が上手かっただけです。
スプラトゥーンは、運で勝つゲームではなく、実力が高いほうが勝てるゲームです。
ダウニーが仕事をしないのは当たり前
一見、運良くギアを沢山揃えている人を見かけることがありますが、彼らをよく観察していると、相当な時間や金額を突っ込んでいるか、バックアップをしているかのいずれかであることが分かります。
ダウニーガチャで毎回運が良い人は一人もいません。私はバックアップはやりませんが、お目当てのギアがあれば数百万は用意してからガチャります。
ダウニーが仕事をしないのは当たり前なので、300万~500万は溶かすつもりでガチャった方がいいです。
そういう気持ちでやっていると、たまに20万くらいでギアが揃ってくれたりしたときに、ダウニー神!と崇めることができます。
運が悪いのではなく対戦相手が強かったのだ
相手にやられたのを、ただ運が悪いで片付けてしまうと、自分が成長することができません。
対戦相手のほうがうわてだったわけであり、負けたのには必ず自分に原因があるわけです。
そもそも、「運が悪くて負けた」なんて言っていたら、今まで努力してきた対戦相手に失礼ですし、見方によってはただの負け惜しみにも聞こえてしまいます。こういう人は、周りから嫌われてしまうでしょう。
逆に、勝った人たちが、「運が良くて勝てました!」と言うのであれば、話は分かります。本当は相当努力しているはずなのに、こういうことが言える人はとても謙虚なので、みんなからも応援されるでしょう。
つまり、運という言葉は、敗者が使う言葉ではなく、勝者が使う言葉なのです。
「運が悪い」ではなく、「運が良い」と言える人を目指しましょう。
負けているときから「運が良い」を口癖にしていると、本当に運が良い人になれますよ。
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