スプラトゥーン スーパージャンプのタイミングなどを解説
2016/10/12
スプラトゥーンで味方などの元へ飛んで行くことをスーパージャンプと呼びます。
スーパージャンプには良い使い方と良くない使い方があります。
今回は、スーパージャンプの効果的なタイミングについて解説します。
基本的にステルスジャンプを装備していないときの話です。ステルスジャンプ装備時については最後の方に少し書いています。
目次
スーパージャンプのタイミング
まず、スーパージャンプは、使うのが基本なのではなく、使わないのが基本、ということを覚えておきましょう。
ご存知の通り、スーパージャンプの飛び先には着地マーカーが出ているので、相手にも飛んでくることが分かります。
着地したタイミングを狙われると、高確率で倒されてしまいます。倒されると、
- インクをばら撒く
- 復帰時間がかせられる
- スペシャルゲージが削られる
というように、いいことは全くありません。
スプラトゥーンは1デスの重みが非常に大きいゲームであり、デスが一つあるかないかで勝つかどうかが決まってしまうことも多いです。
ですので、スーパージャンプは、飛べそうなタイミングであれば例外的に使う、というように思っておきましょう。
では、スーパージャンプを使うのに有効なタイミングとは一体どういったものでしょうか?
人数有利
画面上のイカアイコンを見て、こちらのチームが人数有利であれば、少し無茶をして前線へ飛んでも大丈夫な場合が多いです。
例えば、相手チームが2人、こちらのチームが復活した自分を合わせて4人の場合、スーパージャンプが成功する可能性は高いです。
たとえ着地マーカーが相手に見えていたとしても、着地狩りをしようとするところを狙われることを警戒した相手は近づくことができません。
もちろん、相手にチャージャーなどがいる場合は遠距離から狙われることもありますし、ボムなどを使って仕留められることもあります。
ですので、たとえ人数有利の場合であっても、どうせ飛ぶのであればなるべく着地狩りをされにくそうな位置にいる味方の元へ飛びましょう。
逆に、相手チームの方が人数有利であれば、スーパージャンプは高確率で失敗します。こういったタイミングのスーパージャンプはつつしみましょう。
もちろん、味方がビーコンになってくれているときなどは例外ですが、基本的には人数不利の状況で前線へスーパージャンプをするのは難しいです。
「早く前線に戻りたい」と思っても、落ち着いて判断することが大事になってきます。
人数有利かどうかを、スーパージャンプをするかどうかの指標の一つにしてみて下さい。
相手チーム全滅時
画面上のイカアイコンを見て、相手チームが全滅したことが分かった場合は、積極的にスーパージャンプを使いましょう。
スーパージャンプを使って、なるべく早く前線維持に加わります。
緊急脱出
ゲームパッドのマップに表示されるスタート地点や、ゲームパッド右下に表示される「スタート地点に戻るボタン」をタッチすると、リスポーン地点までジャンプすることができます。
相手に追い詰められた場合や、撃ち勝てないと判断した場合には、潔くスーパージャンプを使って緊急脱出しましょう。ポイズンを喰らったときにも有効です。
スタート地点に戻る場合は、コーナーや段差、ブロックの影など、安全地帯に逃げ込んでから飛ぶようにすると、助かる可能性は上がります。
もちろん、スタート地点に戻るのにも、それなりの時間的なコストがかかりますので、なるべく緊急脱出しなくても良い立ち回りを心掛けたいです。
また、ステルスジャンプを装備している場合は、ジャンプの時間が長くなるため、緊急脱出するのが難しいので注意です。
マップ上のスタート地点と、スタート地点に戻るボタンと、どっちを使ったほうが良いかといえば後者です。スタート地点に戻るボタンを使うと、慣れたら手元を見なくても押せるようになるので、より緊急度の高い状況にも対応できます。
ガチヤグラを無理やり押し込む
ガチヤグラでは、カウント有利を得るために無理やり前線にジャンプすることがあります。
特に、残り時間が少なくて、その状況を逃したらもうチャンスはほぼ無いと判断できる場合には飛んだ方が良いです。
ただ、こういった行動はハイリスクなので、まだ試合時間に余裕がある場合には、無理にジャンプする必要はありません。その行動が仇になって、逆転のチャンスをふいにしてしまう可能性もあります。
スーパージャンプを使わない方がいいタイミング
手元のマップを見て、インクが交互に激しく塗り変わっているところは、味方が敵と戦っている場所です。
そういったところは危険なので、飛ぶのはやめておきましょう。着地狩りをされると、インクをバラ撒いてしまうので、味方の邪魔をしてしまうことにもなりかねません。
上にも述べたように、相手が前線に複数いる状況でスーパージャンプをしても、いい結果に繋がることは少ないです。
相手にチャージャーがいる場合は、当然遠距離から狙われますし、スーパーショットを持っている人がいる場合もそうです。
ボムが上手い人は、離れたところからでも正確に場所とタイミングをはかって着地狩りをしてきます。
相手はバリアやダイオウイカを持っていて、強引に着地狩りをしてくるかもしれません。
バトルでは、あらゆることを想定してリスクにさらされないように行動していきます。
ときにはリスクのある行動を取ることも大事ですが、それはそれ以外の勝ち筋が見えない、という場合です。
スーパージャンプの場合で言うと、飛ぶ以外に勝つ見込みがない場合がそれにあたります。
スーパージャンプに向いているステージ
ステージによっては、スーパージャンプを活かしやすいものもあります。
例えば、
- ホッケ
- アロワナ
- タチウオ
- マサバ
などのステージは、縦に長くて前線復帰に時間がかかるため、味方の元へ飛んだ方が良い場合が多いです。
相手から見ると死角になっていたり、高台が多かったりするのも特徴なので、着地狩りをされるリスクも低いです。前線復帰時間を短縮するためにも飛べそうなときには飛びましょう。
ステージ中央が高くなっているヒラメが丘団地なども、できたらスーパージャンプを使って味方の元へ飛んでいきたいです。
逆に、
- マヒマヒのエリア
- キンメダイのエリア
など、前線までの距離が短いステージの場合は、スーパージャンプを使う機会は少なくなります。
むしろスーパージャンプはしないほうが良いでしょう。
ガチホコにおけるスーパージャンプ
ガチホコは、ガチヤグラと同じように、前線を押し上げなければカウントを取ることができないというルールです。
ガチヤグラと違うのは、やられてもガチホコが前線にとどまってくれるということです。ガチヤグラの場合は、自動的に中央にヤグラが戻っていきます。
このことから、ガチホコは前線押し上げ効果のあるビーコンとの相性が良いです。ビーコンがある場合は、積極的に使用して、前線維持につとめましょう。
もしくは、全滅を防いで味方のビーコンになり、攻撃の起点にするということもときには必要です。
じわじわガチホコを押し込んでいきましょう。
一方、相手にガチホコを押しこまれそうな状況では、前線に飛ばないほうがいい場合もあります。
状況をよく判断せずに前線に飛んでしまうと、ガチホコを正面から迎えるのではなく、後追いする形になってしまいます。
このように、位置的にガチホコを止めにくい場所に飛んでしまうのはもったいないです。
飛べるからといってやたらめったら飛んでしまうと、相手から大幅なカウントを与えられてしまいます。適切な判断が大事です。
スーパージャンプのコツ
スーパージャンプで飛ぶ場合は、相手から見て死角にいる味方を選んで飛びましょう。もしくは、前線より少し後ろのほうにいる味方に飛ぶとより安全です。
味方にチャージャーがいる場合は、チャージャーの元へ飛ぶと比較的安全です。チャージャー自体がビーコンの役目を果たしてくれています。
また、味方がカモンしているときは、そこへ飛んできても良いという合図である場合があります。そういったサインも判断材料にしましょう。
ビーコンが壊されずに残っているときは、罠の場合もあるので、明らかに怪しい場合は飛ばないのが賢明です。
スーパージャンプのやり方(飛び方)
念のために、スーパージャンプのやり方について説明しておきましょう。
スーパージャンプしたいときは、ゲームパッドのマップ上にある味方のイカアイコンをタッチします。
スーパージャンプは、スタート地点にいる場合でなくても、いつでもどこでも使うことができます。
例えばガチヤグラで、バリアやダイオウイカをためてから、ヤグラに乗っている味方の元へ飛ぶ、といったような使い方をする場合があります。
ちなみに、スーパージャンプは壁に張り付いている状態でも使えます。
スタート地点へ戻るボタンと同じように、ゲームパッドの右側には、味方のアイコンが3つ縦に並んでいます。このアイコンが、マップ上のイカアイコンと細い線で繋がっています。
味方にスーパージャンプをするときは、この右に並ぶアイコンを使うのがおすすめです。
なぜなら、マップ上に味方が密集している場合は、指だと押し間違えることがあるからです。しかも、マップ上のイカアイコンを使うと、ゲームパッドから一時的に手を離さなくてはなりません。
右に並んでいるアイコンを使うと、味方がマップ上に密集している場合にも、正確にどちらに飛ぶかを選ぶことができます。
特にガチヤグラでは、ヤグラの上に2人いる場合、ヤグラの柱の裏にいる方の味方を選んでスーパージャンプをしたい場合があります。こういったときにも、どちらに飛ぶかを正確に選ぶことができます。
また、右に並んでいるアイコンは、右手の親指で簡単にタッチすることができるので、ゲームパッドから一々手を離さなくても構いません。こういった無駄なコストを削除できるのもポイントです。
マップをタッチするのは、基本的にビーコンに飛ぶ場合のみです。ビーコンに飛ぶ場合は、マップをタッチする必要があります。ちなみに、ジャンプビーコンは一度使ったら壊れて無くなります。
スーパージャンプの種類
スーパージャンプの飛び先は3つあります。
味方の元へ飛ぶ
最も基本的なスーパージャンプです。
着地マーカーが出るので、相手にも飛んで来ることが分かります。
ステルスジャンプを装備すると、飛び先の着地マーカーを消すことができます。ステルスジャンプはクツ専用のギアです。
ジャンプビーコンへ飛ぶ
ジャンプビーコンは、一人が3つまで設置が可能であり、味方であれば設置した人以外も使うことができます。
通常のスーパージャンプとは違って着地マーカーは見えません。しかし、上空を見上げるとプレイヤーキャラが飛んでくる様子は見えますので、相手に飛んでくることがバレている場合もあるので注意です。
わざとビーコンを壊さないで、飛んで来るのを待っている場合もあります。
あるいは、ビーコンの近くにトラップを仕掛けていたり、キューバンボムやスプラッシュボムを置かれている場合もあるので、危険だと判断した場合はビーコンは使わないようにしましょう。
また、ビーコンに飛んできたときのビーコンが壊れる音などから、飛んできたことに気付かれる場合もあります。
通常のスーパージャンプにも言えることですが、飛んで来たときに画面がドシンと揺れるので、こういった情報もバトルに活かしていきましょう。
スタート地点へ飛ぶ
主に緊急脱出などに使います。
相手にヤグラやホコを押しこまれているときにも、やむを得ずスタート地点に飛ぶ場合もあります。
スタート地点は「リスポーン地点」とも呼ばれます。
より詳しい解説は、上の緊急脱出という項目をご覧ください。
ステルスジャンプを付けている場合は?
ステルスジャンプを付けている場合は、積極的にスーパージャンプを使っていきましょう。そのためのギアです。
ステルスジャンプのおかげで、ヤグラのカウントをリードできたり、攻撃の起点にできたりすることは多いです。
ただし、通常のスーパージャンプと同様、飛んで来るかどうかは上空を見上げれば分かるので、過信は禁物です。
特に、対戦相手の実力が高い場合は、ステルスジャンプを警戒していることも多いので、むやみに飛ぶのは好ましくありません。
どちらにせよ、瞬時の状況判断に長けていないと使いこなすのは難しい上級者向けのギアです。
着地マーカーについて
着地マーカーの矢印は飛んでくるタイミングを表しています。矢印の色が無くなったタイミングで着地するので、着地狩りをする際の目安になります。
ちなみに、この矢印の色が抜ける時間は常に一定なので、スーパージャンプ時間短縮ギアを付けると、タイミングをずらして着地することができます。
要するに、着地時間を少し早くして相手の不意をつくことができるというわけです。
しかし、こういった短縮ギアで着地のタイミングをずらす戦法よりも、ステルスジャンプで着地マーカー自体を消す方がメジャーですので、ほとんど気にしなくても良いでしょう。
スパジャン短縮ギアを使っている人がいれば、ちょっと着地が早いから気を付けておこう、くらいに思っておいたら大丈夫です。
また、そもそもジャンプ短縮ギア自体がほとんど使われていないギアなので、ジャンプ短縮ギアによるタイミングのズレを意識する必要はほとんどありません。
これからもし、スパジャン短縮が流行ることがあるとすれば、アップデートによる強化か、凶悪なポイズンバリアへの対抗策としてでしょうか。
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