ゲームのいいところ5つ
2018/05/02
ゲームを長いことやっていると、ゲームをやることのメリットが沢山見えてきます。
逆に、悪いところやデメリットも見えてくるのですが、ゲームをやることで得られるメリットに比べると些細なことです。
今回は、ゲームの悪いところは置いておいて、ゲームのいいところに焦点を当てて紹介します。
スポンサーリンク友人ができる
大好きなゲームをやっていると、いつの間にか仲の良い友人ができます。
ゲームに熱中していると、同じように熱中している人たちが自分の周りに集まってきます。
これは、パーティゲームを遊んでいたら、家にみんなが集まってくるといった話ではありません。
例えばポケモンをやっていると、同じようにポケモンを熱心にやっている人同士が仲良くなります。
ポケモン自体が、対戦や交換といったコミュニケーションツールとしての役割を果たしている面もありますが、それ以上に大事なのは、ポケモンの研究ややり込みをする過程で、互いに成長したり、共通の認識が芽生えたりして、仲間意識を持つことができるようになるということです。
ゲームは、遊んでいる人の年齢層が幅広く、小学生でも大学生や社会人の友人ができたりします。
私自身、学生の頃には、同じゲームで知り合った30代や40代のおじさんたちと一緒にご飯を食べたり、温泉に連れて行ってもらったり、仲良くしてもらった経験があります。
当時の自分は、彼らのような大人たちからすると、ただのがきんちょだったはずなのに、そんなことは一切関係なく、共に同じ趣味を持つ者として分け隔てなく接してくれました。
私は今でもそういった友人たちに感謝していますし、そういった経験を与えてくれたゲームにも感謝しています。
今大人になった私は、ゲームに熱中している小学生や中学生を見たときに、かつて私に対等に接してくれた彼らと同じように、若い人たちを同じ仲間であると認識することができます。
共通の趣味を持って、共に成長していくという経験は素晴らしいものです。友人ができることに年齢の壁なんて無いことに気付かされます。
そして、そういった経験の中でできた友人は、一生の宝物になります。
好きなことをやっていると、同じように好きなことをやっている人たちが自分の周りに自然と集まってきます。
たとえ住んでいる場所が離れていたとしても、同じように熱中している人たちは、お互いに惹かれ合って巡り会うようにできています。
色んな知識が身につく
ゲームを遊んでいると、とにかく色んな知識が身に付きます。
例えば、ゲームの中に出てくるアイテムや技の名前には、英語が使われていることが多いので、英単語を覚えるきっかけになります。
歴史のゲームをやっていたら、歴史上の人物の名前を覚えたり、戦(いくさ)の名称を覚えたりします。
私の好きなゲームに、大神というゲームがありますが、これは日本の神話を元にして作られており、例えば、天照大御神(あまてらすおおみかみ)や三種の神器などが登場します。
こういった古事記に出てくる様々な言葉を、ゲームを遊ぶうちに私は自然に覚えました。
さすがにプロの人たちが作った娯楽だけあって、学びはとても多いです。
他にも、PCゲームをやっていれば、パソコンの知識が身に付きますし、タイピングも早くなります。
ネットゲームで他人とコミュニケーションを取るうちに、引っ込み思案な性格が無くなったという人もいます。
また、ゲームが好きになると、ゲーム業界全体にも興味を持つようになります。
例えば、ゲームの売上を見るようになったり、企業の業績にも興味を持ったりします。
企業の広告戦略や、マーケティング戦略なども気に留めるようになります。売れるゲームはなぜ売れるのか?売れないゲームはなぜ売れないのか?そんなことも考えるようになります。
2月や8月は「にっぱち」と言って、ゲームが売れない時期であることが分かります。逆に12月はボーナスやクリスマスの時期なので、通常の月の数ヶ月分の売上をドカンと叩き出すことが分かります。
商品には、「導入期」や「成長期」といったライフサイクルがあることも分かります。
ゲーム開発者にも興味を持つようになると、好きなゲーム会社や好きなゲームクリエイターができ、その会社やクリエイターの作品を遊ぶうちに、ますますゲームが好きになって、更に知識が身に付きます。
ゲームが好きになると、とにかく色んなことに詳しくなれるのです。
私はゲーム歴が20年以上になりますが、今でもゲームの売上を見たり、業界の歴史を調べたり、色んな本を読んで勉強したりしています。
私にとって、ゲーム自体が非常に興味深いものです。好きな分野の勉強をするのはとても楽しいですし、飽きることがありません。
スポンサーリンク行動的になる
好きなことがある人は、行動力があります。
なぜならば、好きなことをやるためなら、少々大変なことでもやってみようと思えるからです。
例えば、ポケモンが大好きな人は、ポケモンの映画を見るために、映画の上映時間や場所を調べて、自分の足で見に行こうとします。
ゲームの大会に参加したいと思えば、参加資格を自分で確かめて、そのための準備をしっかりします。
ゲームセンターが好きな人は、大好きなゲームをやるために、自転車で1時間かけてゲームセンターに行ったりします。
大好きなゲームを買うために、アルバイトをしてお金を貯める人もいます。
全国のゲームセンターを巡るために、全国行脚をするという猛者もいます。そういったことをするために、しっかり計画を立てたり、宿を探したりします。
ゲームのイベントが好きな人は、東京ゲームショウに行ったり、ニコニコの闘会議に行ったりします。
ゲーム好きは外に出ないとよく言われますが、それは間違った認識です。
私の知る限り、ゲームが大好きな人は行動力のある人ばかりです。
私自身、元々外に出るのが億劫な人間ですが、ゲームのおかげで、外に出かけるのが好きになったと言えます。
あるゲームにハマっていて、ゲーセン巡りをしていた時期もありましたが、そのおかげで、新しい土地や場所に足を踏み入れることが好きになりました。
大好きなことがあるからこそ、熱中しているものがあるからこそ、行動的になれます。結果的に、心身ともに健康になれます。
たとえ外にでなくとも、ゲームの同人サークルを立ち上げたり、ゲームの応援サイトを作ったり、オンライン上で非公式の大会を開催したり、ゲームが好きな人はとにかく好奇心があって行動力のある人ばかりです。
大好きなことがある人は行動的になります。
問題解決能力が身につく
ゲームを遊んでいると、とにかく問題ばかりです。
謎解きゲームやパズルゲームはもちろんのこと、アクションゲームやRPGなど、どんなゲームにも課題はつきものです。
例えば、
- どうやってアイテムを集めるのが最も効率がいい?
- どうやって練習したら上手くなれる?
といったものです。
こうした問題を、自分で考えたり、沢山の人と議論したりする中で、論理的な思考が養われ、問題解決能力が磨かれます。
問題に気付き、それに対応する能力が身に付くわけです。こうした能力は、仕事や勉強をする上でも非常に大事なものです。
私自身、ゲームを通して色んなことを学ばせてもらいました。未だに色んなことを学ばせてもらっています。
毎日が充実する
ゲームを遊んでいると、朝起きるのが楽しみになります。
例えば、RPGにハマっている人は、ストーリーの先が気になって「早く続きをやりたい!」と日々わくわくしながら過ごしています。
アクションゲームをやっている人は、上手くなるための練習が日課となっており、練習自体を最高に楽しんでいます。
ゲーム好きにとって、ゲームは生活の一部になっているので、ゲームをやらない生活はありえないという状態です。
ゲームをやらないと、心にポッカリ穴が空いたような感じになってしまいます。ゲーム好きにとって、ゲームは心を満たしてくれる存在なのです。
ゲームに限らず、好きなことがある人は毎日が充実しています。ゲームが好きな人は、ゲームを通して充実した生活を送っています。
熱中できることのある人は強いです。