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ミニファミコンとVCはどっちがお得?3DSとWiiUでも遊べるソフト一覧まとめ

      2022/10/29

2016年11月10日(木)に任天堂から発売された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(以下ミニファミコン)」ですが、価格は30本のファミコンゲームが収録されて5,980円(税別)となっています。

ファミコンミニ

実は、ミニファミコンで遊べるタイトルは、WiiUのVC(バーチャルコンソール)で全て遊ぶことができます

また、3DSのVC(バーチャルコンソール)でもほとんどのタイトルをプレイすることが可能です

つまり、WiiUや3DSをすでに持っている方は、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータを買わなくても、好きなタイトルを個別に購入して楽しむことができるというわけです。

この記事では、ミニファミコンで遊ぶことのできるFCソフトのVC版(WiiU&3DS)を、価格と一緒に一覧表で分かりやすく紹介します。

ちなみに、VCバーチャルコンソール)とは、最新のゲーム機で昔のゲームソフトをダウンロードして遊ぶことができる任天堂の公式サービスのことです。

ミニファミコン収録ソフト一覧とVC対応表(WiiU&3DS)

ミニファミコンに収録されているソフト一覧と、WiiUや3DSのVCの有無をまとめた表は以下の通りです。

No タイトル WiiU版VC有無 WiiU版VC価格 3DS版VC有無 3DS版VC価格
1 ドンキーコング 514円(税込) 514円(税込)
2 マリオブラザーズ 514円(税込) 514円(税込)
3 パックマン 514円(税込) 514円(税込)
4 エキサイトバイク 514円(税込) ○*1 617円(税込)
5 バルーンファイト 514円(税込) 514円(税込)
6 アイスクライマー 514円(税込) 514円(税込)
7 ギャラガ 514円(税込) 514円(税込)
8 イー・アル・カンフー 514円(税込) 514円(税込)
9 スーパーマリオブラザーズ 514円(税込) 514円(税込)
10 ゼルダの伝説 514円(税込) 514円(税込)
11 アトランチスの謎 514円(税込) 514円(税込)
12 グラディウス 514円(税込) 514円(税込)
13 魔界村 514円(税込) 514円(税込)
14 ソロモンの鍵 514円(税込) 514円(税込)
15 メトロイド 514円(税込) 514円(税込)
16 悪魔城ドラキュラ 514円(税込) 514円(税込)
17 リンクの冒険 514円(税込) 514円(税込)
18 つっぱり大相撲 514円(税込) 514円(税込)
19 スーパーマリオブラザーズ3 514円(税込) 514円(税込)
20 忍者龍剣伝 514円(税込) 514円(税込)
21 ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 514円(税込) 514円(税込)
22 ダウンタウン熱血物語 514円(税込) 514円(税込)
23 ダブルドラゴンⅡ The Revenge 514円(税込) 514円(税込)
24 スーパー魂斗羅 514円(税込) 514円(税込)
25 ファイナルファンタジーIII 514円(税込) 514円(税込)
26 ドクターマリオ 514円(税込) △*2 411円(税込)
27 ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 514円(税込) 514円(税込)
28 マリオオープンゴルフ 514円(税込) 514円(税込)
29 スーパーマリオUSA 514円(税込) 514円(税込)
30 星のカービィ 夢の泉の物語 514円(税込) ○*1 617円(税込)

※1「エキサイトバイク」と「星のカービィ 夢の泉の物語」は、3DSのVC(バーチャルコンソールサービス)には登場していませんが、3DS向けに映像を3Dにリメイクした3Dクラシックスというシリーズとして販売されています。価格は通常のVCに比べて少し高く設定されており、617円(税込)となっています。

※2「ドクターマリオ」は、3DSのVCにはファミコン版はありませんが、ファミコン版と同時発売されたゲームボーイ版のドクターマリオが存在します。

WiiUと3DSのファミコンVCソフトの価格は、基本的に514円(税込)で統一されています。

仮に30本全てをVCで揃えようとすると15,000円以上になりますので、本体がついてきて5,980円(税別)というミニファミコンの価格設定はかなり割安と言えるでしょう。

注意点としては、ミニファミコンはカセットを差し込めないため、上記30タイトル以外のタイトルは遊べないということです。

また、電力供給はUSBを介して行われるため、コンセントから電源を取りたい場合は、別途「任天堂 ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 専用ACアダプター」を購入する必要があります(Amazonでは「ミニファミコンと専用ACアダプター」がセットになった商品も販売されています)。

気になったソフトを単体で楽しみたい場合は、VCを活用した方がいいでしょう。3DSやWiiUを持っていない場合は、「ニンテンドー2DS」という廉価版3DSが発売されていますので、それを購入してVCを遊ぶこともできます。

VC版は、「ニンテンドープリペイドカード」を使って任天堂公式のeショップで購入することもできますが、Amazonや楽天ブックスでソフト単品を購入することもできます。
ミニファミコンを見てソフトに興味が湧いた方は、VC版でお手軽に遊んでみてはいかがでしょうか。

30タイトルの中で一番おすすめのタイトルは?

ファミコンのソフトは国内で1000タイトル以上発売されており、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータに収録されている30本の時点でかなり厳選されたタイトルばかりです。

良作揃いなので、その中から更に選ぶのはかなり悩みますが、あえて厳選するとすれば、「初代スーパーマリオ」と「星のカービィ 夢の泉の物語」の2本をおすすめしたいです。大ヒットしたタイトルだけあって、この2本はやっぱり安定した面白さがあります。

特にスーパーマリオブラザーズはマリオの原点とも言える作品であり、家庭用ゲーム機が普及するきっかけにもなった歴史のあるタイトルですので、遊んだことのない方には是非遊んでいただきたいと思える作品です。

ちなみに、初代スーパーマリオが記録した国内販売本数681万本は、歴代ゲームソフト販売ランキング1位であり、未だに破られていません(合算ならポケモンが1位)。

星のカービィ夢の泉の物語は、プロデューサーがあの岩田聡前社長とマリオの生みの親の宮本茂さん、ディレクターがスマブラシリーズの桜井政博さんという超豪華メンバーが揃って作られた不朽の名作です。

どちらも面白い作品ですので、興味のある方は是非この機会に触れてみて下さい。

まとめ

ミニファミコンは、WiiUと3DSのVCで発売された既存のソフトのセット販売商品と思っておいたらいいでしょう。

「手乗りファミコン」という形で新たな価値を創出し、過去に人気を博したソフトをセット販売にすることで更に付加価値を与えて提供している商品と言えます。

そもそもミニファミコンは、ソフトをお得に買いたい層をターゲットにしている商品ではなく、懐かしさのあまり思わず買ってしまうようなユーザーをターゲットにしている商品です。

近年のレトロゲームブームに乗っかった形で登場したとも言えます。

要するにファンのコレクターズ・アイテムですので、値段が高くても買う人は買うでしょう。それを本体つきで、据え置きソフトの1本分ほどの値段で販売するというのは、かなり任天堂は勝負していると言えます。

なぜミニファミコンをこれほどお得な価格で販売する必要があるのかというと、1つは年末商戦の弾不足が挙げられます。

次世代ゲーム機NXの販売が、2016年末ではなく2017年3月になったことにより、任天堂はそれに変わる商品を年末商戦に販売しなくてはなりません。

本来任天堂は、12月の年末商戦に非常に強い企業であり、この商機を逃してしまうのは非常に痛いことです。つまり、それを補う意味でミニファミコンが販売されるとも言えるわけです。

そういった意味では、過去の資産を使い回すことによって、年末商戦の穴埋めを比較的楽に行うことができるため、ミニファミコンは任天堂にとって非常に効率の良い商品であり、その上ユーザーにとっても低価格で面白いゲーム機を手にすることができると言えます。

もちろん、年末には「ポケットモンスター サン・ムーン」や「3DS版マリオメーカー」など人気シリーズの発売も控えていますので、新作ゲームが楽しみなファンにとっても充実した季節になるのではないでしょうか。

スマホ用アプリのスーパーマリオランも2016年12月に配信予定となっています。

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