スプラトゥーン ナイスとカモンの有効な使い方
2018/01/21
スプラトゥーンは、バトル中に味方同士で「ナイス」や「カモン」といったメッセージを送り合うことができます。
そのナイスやカモンについて、基本的なことから、有効な使い方について解説していきます。
目次
ナイスのやり方
まず、ナイスのボタンですが、バトル中にゲームパッドの「十字キーの下」を押すとできます。バトル中には使えますが、試し打ち場(練習場)やステージのさんぽ中にはできません。
また、キャラクターが発する声にはいくつかのバリエーションがあります。当然ながらボーイとガールでも異なります。モーションは基本的にどのブキでも同じです。
動きながら押したい場合ですが、右手の人差し指などでカバーすることで、移動中にもナイスすることができます。
カモンのやり方
カモンは、バトル中にゲームパッドの「十字キーの上」を押すとできます。ナイスと同様、試し打ち場(練習場)やさんぽ中にはできません。
キャラクターを動かしながら押したい場合は、左親指の腹で押すと上手くいきます。腹というのは、正確に言うと左親指の第一関節辺りです。
キャラクターボイスには、いくつかのバリエーションがあります。また、ナイスとは違って、ブキの種類によって「ポーズ」や「モーション」が異なります。例えば、「チャージャー」は両手でブキを掲げますが、「スロッシャー」はクルクル回します。
サインは敵に見える?
これらのサインは敵に見えるのか?ということですが、見えません。ですので、味方だけで合図を送り合うときに使えます。
ナイス連打について
敵にやられたときには、やられた場所や敵の居場所を伝える手段として、ナイスを連打する、という使い方があります。
例えば、相手の裏取りなどによってやられたときには、「裏取り警戒」や「潜伏警戒」を味方に伝えるという目的で使われます。
なぜ、カモンではなくナイスなのかというと、やられてから復活するまでの間はカモンができないためです。
このナイス連打によって、味方が裏取りなどに気付いてくれる場合があります。
しかし、この方法は、味方が意図を理解していないと効果が発揮されません。そればかりか、ナイスを連打していると、
- ふざけている
- ただ遊んでいる
だけに見えてしまうこともあり、チームの士気を落とす原因にもなりかねません。自分が意図して発したシグナルを味方が都合よく受け取ってくれるとは限らないわけです。
また、ナイス連打は公式で推奨している方法というわけでもありません。
ですので、これを使う場合には、「自分が知っていることを皆が知っているとは限らない」ということを念頭に置いておくのが良いかと思います。
ちなみに、私は上記の理由から基本的にナイスの連打はやりません。しかし、意味ぐらいは知っておくと、何かと役に立つことがあるのも事実です。
「あーあの辺に敵がいるのかな」と察知することができます。
私のように、たとえこれらのシグナルを自分自身が使わないにしても、意味を知っているに越したことはありません。知っているだけでも戦略の幅は広がります。
たとえ、使う場合にも連打しすぎるのではなく、あくまで上品にシグナルを送るのが良いと思います。
あとこの方法は、タッグマッチやプライベートマッチなどで、シグナルの理由をお互いに把握している場合にはかなり効果的な方法です。
ナイスのコツ
ナイスをするタイミングですが、
- 自分を倒した敵を味方が倒してくれたとき
- 自分が倒そうとした敵を味方が倒してくれたとき
- サポートに入ってきてくれたとき
- ヤグラやホコをカウントギリギリで止めたとき
- フェスで連続同じチームになったとき
- 終了時間間際に逆転したとき
などによく使われます。特に一番下はみんな大興奮です。
私もこんな状況のときは「みんな頑張ってくれてアリガトウ!」という気持ちで思わずナイスしてしまいます。また、試合が終わる直前に「お疲れ様でした」という意味で使うこともあります。
ナイスをされたら嬉しいものですし、ナイス返しされるのも気持ちが良いものです。ナイスが飛び交う良い職場でありたいですね。
その他、上の項目でも触れたように、裏取りなどの警告をするときなどにもナイスが使われます。
* * *
さて、ここまでは割りとお気楽なバトルにおいてのお話でしたが、カンスト勢がウジャウジャ集まる場所ではどうでしょうか?
基本的にナイスはあまり飛び交いません。と言うよりも、ナイスする余裕がありません。
以前フェスに参加したときの話ですが、大体フェスパワーが1900~になると、試合中のナイスはほとんど見なくなります。
ナイスする暇があれば少しでもナワバリを塗る、と言った感じで、わずかな時間も無駄にできないという緊張感があります。
みんな勝つことが最優先で、かなり必死にやっています。
連続で同じチームになっても、試合開始直後にナイスをすることもなく、淡々とやっている感じです(それでも最後に逆転勝利できたときは皆でナイスしたりもしますが)。
そもそも、とくにフェスマッチ(ナワバリ)だと最後の最後まで試合がどうなるのか本当に分からないので、ナイスをするわずかな時間ですら惜しいのです。
カモンのコツ
前線押し上げ
カモンをするタイミングですが、主に「人数有利 or 相手チームが全滅していて前線を一気に押し上げたい」場合に使われることが多いです。
もちろん、ガチヤグラやガチホコにおいても、
- ヤグラを進めたい
- ホコ持ちを誘導したい
ときなどに使うのも有効です。
リスポーンした味方を呼ぶ
デスした味方が復活するタイミングを見計らってカモンをするという使い方もあります。つまり、自分に飛んできてもらうことで、味方の前線復帰を早くするという使い方です。
カモンをするタイミングは、味方がリスポーンして動けるようになる約2秒くらい前がいいです。カモンをあまり早く押し過ぎると、いざ飛ぶ段になってから、「今のタイミングで飛んでもいいのかな?」と味方が迷ってしまいます。
ですので、味方に飛んできて欲しい場合は、復活する直前にカモンをするのがおすすめです。もちろん、カモンするときは、味方が着地狩りをされないように、安地に移動しておく必要があります。
また、飛ぶ側のプレイヤーが飛び先のプレイヤーにシグナルを送る場合も、あまり早くからアイコンを連打しない方がいいです。
あまり早くからアイコンを連打しすぎると、飛び先のプレイヤーはその間ずっと安地に隠れていないといけないため、その間の行動が制限されてしまいます。
この時間は、とても勿体ないです。ですので、味方にスーパージャンプすることを伝える場合も、飛ぶ2秒くらい前にシグナルを送るのがちょうどいいです(そもそも、シグナルを送ってまで前線に飛ぶこと自体が少ないですが)。
助けて欲しいとき
3Kなどのチャージャーは塗りが弱いので、自陣が塗られまくっていると、中々思うように行動が取れません。
そんなときにチャージャーが、「助けてー!」という意味でカモンをする場合があります。「敵が自陣まで上がってきてどうしようもないよー!」と合図するわけです。
特にキンメダイなどでは、敵が上段に上がってきて自陣が荒らされると、チャージャーはかなりきついです。
そんなときは、チャージャーが動きやすいように足場を塗り固めてあげたり、クリアリングしてあげるのが大事になってきます。
スペシャルが溜まったとき
スペシャルが溜まった合図として、カモンをすることがあります。
特にバリアは味方におすそ分けができますので、シグナルを送って連携が取りやすいスペシャルです。
スプラトゥーン甲子園の上位チームには、バリアが溜まった合図としてカモンを押すといった上手な使い方をしている素晴らしいチームもありました。
まとめ
S+以上では、無闇にナイスやカモンをする人はほとんどいません。つまり、ナイスやカモンには、一回一回になんらかの意味や意図を持たせている場合が多いのです。
サインを受け取る側は、それを察知して行動することが大事になってきます。
反対に、自分が合図を送るときには、一回一回にちゃんと意味を持たせるつもりで押す必要があります。
敵が裏取りしていないのにナイスを連打していたら、味方はムダに裏取りを警戒しなくてはならず、とても疲れてしまいます。
毎回嘘の報告をしていたら、次第に信じてもらえなくなります。本当の報告をした場合にも「どうせ嘘でしょ?」と疑われてしまうわけです。
ですので、決して紛らわしいことをしてはいけません。
と、ここまでナイスやカモンについてあれこれ書いてきましたが、やはりゲームは楽しんでやるのが一番です。
あまり堅苦しく考えずに、一緒に遊んでいる人たちが気持ちよくなるようにという意識で遊んでいたら大丈夫です。
モラルをもった行動をとっていたら、そうそう困ることはありません。
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